珈琲のお話あれこれ
炭火焙煎珈琲
- 焙煎の段階を最高級の木炭である紀州備長炭を使って煎りあげたもので、手間と時間をかけて丹念に仕上げた珈琲ならではのまろやかな風味が楽しめます。
- 珈琲は粗挽きほどおいしいといわれます。これは、粗挽きだと粒子が粗いので湯の通りが早く、豆の不良質成分(灰分など)まで抽出されずに風味のある香り高い珈琲が出来上がるからです。濃度があって、一段とコクの増したものになります。
- 珈琲には、胃液の分泌を促して消化を助ける働きがあります。
- 珈琲を飲むと、その中のコーヒー酸の働きにより血栓溶解酵素が活発に働くようになると考えられ、血液はサラサラになると実験で判明しました。
- 珈琲には肝臓の細胞や、炎症の原因物質の発症を抑えて、肝炎を防ぐと判明されました。
- 珈琲は、食後の急激な血糖値の上昇を防ぎ、糖尿病や肥満を予防改善する可能性があると考えられています。
- 珈琲に含まれるクロロケン酸には、高コレステロール血症を抑制する働きがあることが実験で判明しています。また、老化や病気の原因となる活性酸素の害を防ぐ抗酸化作用もあるので、動脈硬化や生活習慣病の予防にも有効です。
- 珈琲を飲むと頭がはっきりする、眠気が覚める、気分が爽快になるというのは、すべて、中に含まれるカフェインの作用によるものです。カフェインは一種の興奮剤で、大脳皮質や筋肉を刺激して軽い興奮を与えます。そのため、頭脳の働きが活発化して思考能力が増進し、筋肉の疲労も和らぎます。カフェインは、アルコールや麻薬、覚せい剤とは違って体内に蓄積されることはなく、約二時間で排泄されてしまうのです。副作用や習慣性の心配もないので、常用しても問題はありません。
- でも・・・、珈琲というのは嗜好品であり、食品です。おいしいと思える範囲の濃さで、適当な量を取ることが望ましいのです。
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